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動画料金を請求する偽DMMのSMSに注意 - プリカ番号要求詐欺

DMM.comを装って携帯電話へメッセージを送りつけ、有料動画の未払い料金を支払わないと訴訟を起こすなどとだます詐欺が発生しているとして、消費者庁が注意喚起を行った。プリペイドカード番号を伝えるよう要求された場合は詐欺の可能性が高い。

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プリペイドカードの番号を伝えるよう求めるのは架空請求の典型的手口(画像:消費者庁)

同庁によれば、「DMM」をはじめ「DMM.com」「DMM相談窓口」「DMMコンテンツ」などを名乗り、実際には利用していないにもかかわらず、有料動画の未払い料金があるなどとだますSMSが出回っているという。

連絡がない場合は訴訟手続きを行うなどと不安を煽り、電話をかけるよう求めていた。

メッセージに記載された電話番号に問い合わせると、未払い料金や延滞料金が発生しており、強制執行や訴訟の手続きを進めているなどとだまし、金銭を要求する。

また料金を支払っても、あとで保険会社が補償し、全額返金できるなどあたかも実質的が発生しないよう安心させ、大手通販サイトのプリペイド式ギフトカードを購入してカードの番号を連絡するよう指示していた。

(Security NEXT - 2017/03/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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