Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Tweepieからアカウント情報5.5万件が流出 - 不正ログイン攻撃に悪用される

SNSに投稿することでポイントを貯めて換金できるサービス「Tweepie」が、2015年5月に不正アクセスを受け、一部会員情報が外部へ流出していたことがわかった。

20160311_ft_001.jpg
不正アクセスを受けた「Tweepie」

同サービスを提供するフュージョンテクノロジーによれば、3月4日に警察から連絡があり、会員のメールアドレスとパスワード5万5667件が流出したことが判明したもの。

被害者のひとりが警察へ被害届けを提出。他サイトへ不正アクセスを行った犯人のパソコンを警察が押収、確認したところ、複数サイトからデータを窃取した痕跡があり、そのなかに同サービスの会員データが含まれていたという。

警察からの連絡を受けて同社が調査を行ったところ、2015年5月30日に同社サーバがSQLインジェクション攻撃を受けていたことが判明。流出したのは会員のメールアドレスとパスワード5万5667件で、これらを悪用した他サイトへの不正ログイン被害が3件報告されている。金銭被害は発生していないという。

(Security NEXT - 2016/03/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

問合フォームに別人の個人情報、キャッシュ設定不備で - ソフト開発会社
JRA海外駐在員事務所でフィッシング被害 - メールボックスに不正アクセス
メール覗き見職員を処分、PWなど推測して不正アクセス - 宇陀市
サポート詐欺被害でイベント参加者名簿が流出の可能性 - 山口市
総務省、LINEヤフーに行政指導 - 「電気通信事業全体の信頼を損なった」
学生服通販サイトの旧サイトに不正アクセス - クレカ情報流出の可能性
なかほら牧場の通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
ヘアケアツール通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
メールアカウント3件に不正アクセス、個人情報が流出 - 近大関連会社
トヨタの社用車管理サービスに不正アクセス - 原因は古いアクセスキー