Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

フォーティネット、多層型サンドボックスアプライアンスの新製品を国内リリース

フォーティネットジャパンは、サンドボックス技術を活用したセキュリティソリューションの新製品「FortiSandbox-1000D」を、国内で出荷開始した。

同製品は、保護された領域でプログラムの挙動を分析し、未知の脅威を検出するサンドボックス技術を活用したアプライアンス。不審なコードに対して、ウイルス対策エンジン、クラウドベースの脅威データベースとの照会、OSから独立したコードエミュレータによるシミュレーションなどでスクリーニングを行ったうえで、仮想マシン環境で実行し、マルウェアであるか判定する。

ウイルス対策エンジンでは、1時間あたり6000件のスキャン処理が可能。また同時に8台の仮想マシンを稼働させることが可能で、1時間あたり160件のファイルを処理することが可能。

スタンドアロンで利用するだけでなく、マルウェアと判定した場合は、マルウェア対策用のシグネチャをFortiGuard Labsで作成。あたらしいシグネチャは、サブスクリプションサービスによって、UTMアプライアンス「FortiGate」や、メールセキュリティアプライアンス「FortiMail」向けに自動的に配信し、活用できる。

(Security NEXT - 2014/06/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Firefox 124」が公開、「クリティカル」含む脆弱性12件を修正
【更新】「VMware ESXi」など複数製品に脆弱性 - 重要度「クリティカル」
「Microsoft Edge」にアップデート - MS独自含む脆弱性11件を解消
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 独自の脆弱性修正も
「iOS 16.6」が公開に、ゼロデイ脆弱性を修正 - 旧端末向けにも
「iOS」や「iPad」にアップデート、旧端末向けも - 複数ゼロデイ脆弱性に対処
Macに悪用済み脆弱性 - セキュリティアップデートを公開
レポートプラットフォーム「jsreport」に深刻な脆弱性 - 依存関係に起因
「vm2」に複数の脆弱性 - アップデートにて修正
「Chrome」や「Microsoft Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性に再度対処