「MS Edge」にセキュリティアップデート - 独自の脆弱性修正も
マイクロソフトは、現地時間12月7日にブラウザの最新版「Microsoft Edge 120.0.2210.61」をリリースした。あわせて8件の脆弱性を修正している。
今回のアップデートは、「Chromium 120.0.6099.63」「同120.0.6099.62」をベースとしたもので、「Chromium」にて修正された5件の脆弱性にくわえて、独自に3件の脆弱性を解消している。
具体的には、サンドボックスを回避され、権限の昇格が生じるおそれがある「CVE-2023-35618」をはじめ、情報漏洩の脆弱性「CVE-2023-36880」「CVE-2023-38174」に対処した。
これら3件に対し、同社は重要度を「CVE-2023-35618」については4段階中、上から3番目にあたる「警告(Moderate)」、他2件についてはもっとも低い「注意(Low)」とレーティングしている。
共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを見ると、「CVE-2023-35618」に関しては「9.6」となっており、重要度との乖離が見られる。同社は悪用にあたり、細工されたファイルをユーザーに開かせることが必要となり、複数回のクリックやキー入力などユーザーの関与などが求められることを理由に重要度を低く評価したと説明している。
このほか「CVE-2023-36880」のCVSS基本値は「4.8」、「CVE-2023-38174」は「4.3」と評価されている。今回のアップデートにて修正された脆弱性は以下のとおり。
CVE-2023-6508
CVE-2023-6509
CVE-2023-6510
CVE-2023-6511
CVE-2023-6512
CVE-2023-35618
CVE-2023-36880
CVE-2023-38174
(Security NEXT - 2023/12/11 )
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