「Chrome」や「Microsoft Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性に再度対処
「Chrome」や「Microsoft Edge」において、すでに悪用が確認されている脆弱性に対処したセキュリティアップデートがリリースされた。前回の更新より日が浅く、異なるアップデートであることに注意が必要だ。
Googleでは現地時間4月18日、Windows向けに「Chrome 112.0.5615.138」「同112.0.5615.137」、macOS向けに「同112.0.5615.137」、Linux向けに「同112.0.5615.165」をリリースした。
同社は悪用が確認されている「CVE-2023-2033」に対処するアップデート「同112.0.5615.121」を現地時間同月14日にリリースしたばかりだが、わずか4日で再度アップデートを実施。異なるゼロデイ脆弱性に対処している。
セキュリティに関する8件の修正を含み、CVEベースで5件の脆弱性に対応した。重要度が4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性は含まれていない。
2番目に高い「高(High)」とされる脆弱性は4件。域外メモリへの書き込み「CVE-2023-2133」「CVE-2023-2134」や、解放後のメモリを使用するいわゆる「Use After Free」の脆弱性「CVE-2023-2135」、整数オーバーフローの脆弱性「2023-2136」などに対処した。
(Security NEXT - 2023/04/25 )
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