「Microsoft Edge」にアップデート - MS独自含む脆弱性11件を解消
マイクロソフトは、同社ブラウザの最新版「Microsoft Edge 122.0.2365.52」を現地時間2月23日にリリースした。独自の修正など含め、11件の脆弱性を解消している。
「Chromium 122.0.6261.58」「同122.0.6261.57」がリリースされたことを受け、これらバージョンをベースとしたアップデート「Microsoft Edge 122.0.2365.52」をリリースしたもの。
「Chromium」では、CVEベースで8件の脆弱性が修正されたが、くわえて独自に3件の脆弱性「CVE-2024-26192」「CVE-2024-21423」「CVE-2024-26188」を解消したという。
「CVE-2024-26192」は、細工されたウェブサイトを閲覧すると、ブラウザのサンドボックスを回避され、情報流出が生じるおそれがある脆弱性。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「8.2」、重要度は4段階中、上から2番目にあたる「重要(Important)」。
情報漏洩の脆弱性「CVE-2024-21423」、なりすましの脆弱性「CVE-2024-26188」は、CVSS基本値がそれぞれ「4.8」「4.3」と評価されており、重要度は「注意(Low)」とレーティングされている。
「Microsoft Edge 122.0.2365.52」にて修正された脆弱性は以下のとおり。
CVE-2024-1669
CVE-2024-1670
CVE-2024-1671
CVE-2024-1672
CVE-2024-1673
CVE-2024-1674
CVE-2024-1675
CVE-2024-1676
CVE-2024-21423
CVE-2024-26188
CVE-2024-26192
(Security NEXT - 2024/02/27 )
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