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2018年度の国内セキュ市場、前年度比12.5%増 - JNSAまとめ

2018年度の詳しい状況を見ると、「セキュリティツール市場」は6416億円で、「情報セキュリティ市場」の58.7%を占める。前年度の5674億円から13.1%増加した。

内訳を見ると、「コンテンツセキュリティ対策製品」が26.6%、「エンドポイント保護管理製品」が26.5%、「ネットワーク防御および検知、境界線防御製品」が26.2%、「アイデンティティ、アクセス管理製品」が20.7%。

成長率が高かったのが「ネットワーク防御および検知、境界性防御製品」で15.7%増と堅調だった。

一方、「情報セキュリティ市場」の41.3%にあたる「セキュリティサービス市場」は4511億円で、前年度の4038億円から11.7%の増加。

内訳は、「マネージド、運用サービス」が44.0%、「コンサルティング、診断サービス」が36.7%、「周辺サービス」が19.2%。もっとも成長率が高かったのは「コンサルティング、診断サービス」で16.6%増となった。

(Security NEXT - 2020/06/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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