Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

アカウントが乗っ取り被害、フィッシング踏み台に - マウスコンピューター

マウスコンピューターは、フィッシング攻撃によって従業員のメールのアカウントが乗っ取られ、顧客や取引先へ同様のフィッシングメールが送信されたことを明らかにした。

同社によれば、5月8日17時過ぎに、従業員1人がフィッシングメールよりフィッシングサイトに誘導され、メールアカウントのIDとパスワードを詐取されたという。

その後同アカウントに対して詐取されたパスワードを用いた不正アクセスがあり、同月12日11時過ぎに法人顧客や取引先1220件に対し、同アカウントより同様のフィッシングメールが送信された。受信者から連絡があり、問題が判明した。

今回の問題を受けて同社は同アカウントのパスワードを変更。フィッシングメールの送信先となった関係者へ事情を説明し、問題のメールを削除したり、IDやパスワードを誤って入力しないよう求めた。

また顧客に対して、同社を名乗る不審なメールが届いた場合は、添付ファイルやリンクにアクセスせず、同社まで問い合わせるよう注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2020/05/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

草津市指定管理者の運営2サイトが改ざん被害 - 偽警告を表示
一部利用者でメールアドレスが変更される被害 - So-net
学生や教職員のアカウント情報が暗号化被害 - 東海大
婚活イベント情報サイトから情報流出 - フィッシング調査から判明
RSSフィードが改ざん、外部サイトのリンク混入 - リョーサン菱洋HD
偽基地局から送信されたフィッシングSMSに注意 - 総務省が注意喚起
「北海道じゃらん」に攻撃、個人情報流出か - フィッシング攻撃も
フィッシング被害から個人情報流出や不正メール送信が発生 - 日本無線
警告音付き偽画面でサポート詐欺被害、支払要求で気付く - 松山大
フィッシング被害者のアカウントがさらなる攻撃の踏み台に - 東京外大