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個人情報を一般ゴミで廃棄、路上散乱 - 大阪府立高校

大阪府立高校において生徒の個人情報含む書類を一般ごみとして廃棄し、その後運搬中に路上へ散乱したことがわかった。

流出した資料は、府立高校の卒業生を含む生徒159人分に関する教務関連や生徒支援の関連資料。氏名、学年、クラス、出席番号、年齢、出欠状況、成績、転退学、家庭環境や配慮事項などが記載されていた。

3月31日に近隣小学校から同校に対して資料が路上に散乱しているとの連絡があり、問題が判明。同校では、教職員が路上を捜索し、発見できた資料については回収した。

資料を管理していた教諭が、個人情報を含む資料を紙ごみとして袋に入れ、同月30日に高校のゴミ置き場に廃棄。その後、回収業者による運搬中に散乱したという。同校では対象となる生徒と保護者に対し、電話で説明と謝罪を行っている。

また同校では、定時制の課程において生徒1人の個人情報が記載された健康診断票の紛失が発生した。生徒の氏名や性別、年齢、生年月日、出身中学校のほか、身長、体重、視力、聴力などが含まれる。

入学時に出身中学校から同校へ健康診断票が送付され、保健室のキャビネットに保管されていたが、3月下旬に紛失が判明。捜索したが見つからなかった。ほかの書類と一緒に廃棄した可能性があるとしている。

(Security NEXT - 2020/04/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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