駅ホームで書類を落として飛散、一部未回収 - 北海道
北海道は、個人情報が記載された一部書類が強風によって飛散し、一部紛失したことを明らかにした。
道によれば、1月23日にJR千歳線の平和駅ホームで文書8枚が飛散したもの。このうち5枚には入院患者4人の氏名、年齢、診断名などが記載されていた。
障がい者保健福祉課の職員が電車を待っていた際、出張先への到着が遅れそうだったため、文書で連絡先を確認しようとしたところ誤って落とし、強風にさらわれたという。
同駅は貨物ターミナルが近く、通過する列車も多いこともあり、駅と所属部門に連絡を取った上で周囲の探索を実施。個人情報が記載された1枚を含む2枚を回収した。
その後も探索を続けているが、同駅はかなり敷地が広く、降雪や凍結なども発生している状況にあり、その後も発見されておらず、2月2日の時点で6枚が未回収のままとなっている。
道では、対象となる医療機関と患者に対し謝罪を行った。個人情報が不正に利用されたといった連絡などは受けていないとしている。
(Security NEXT - 2024/02/02 )
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