Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Pulse Connect Secure」に複数脆弱性 - 定例外のアドバイザリを公開

VPNや認証、アクセス制御などの機能を提供する「Pulse Connect Secure」「Pulse Policy Secure」に中間者攻撃を受けるおそれがある脆弱性が判明した。

これら製品において、ホストチェッカーでポリシーを実施させる機能に、3件の脆弱性「CVE-2020-11580」「CVE-2020-11581」「CVE-2020-11582」が明らかとなったもの。同社は定例外のアドバイザリをリリースし、脆弱性について調査中であることを明らかにした。

エージェントレスで動作するアプレットベースのホストチェッカーに脆弱性は存在。組み合わせて悪用されると中間者攻撃により、リモートでコードを実行されるおそれがあるという。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」によるベーススコアは、それぞれ「9.1」「8.1」「8.8」。任意のSSL/TLS証明書を受け入れる「CVE-2020-11580」については、「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

(Security NEXT - 2020/04/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Veeamバックアップ製品に深刻な脆弱性 - 修正版アップデート公開
「Chrome」のセーフブラウジングに脆弱性 - 修正版が公開
「FortiOS」で複数脆弱性を解消 - 8月に緩和策講じたゼロデイ脆弱性も修正
「Chrome」にアップデート、脆弱性3件を修正
「Veeam Backup & Replication」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
「Elastic Cloud Enterprise」に深刻な脆弱性 - アップデートやIoCを公開
バッファロー製NAS用ユーティリティに権限昇格の脆弱性
「7-Zip」のzipファイル処理に脆弱性 - 7月公開の新版で修正済み
認証フレームワーク「Better Auth」に深刻な脆弱性 - 修正版が公開
「Oracle E-Business Suite」に脆弱性 - 今月2度目の定例外アラート