Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ビデオ会議などに用いるGrandstream製IP-PBXに深刻な脆弱性

また同脆弱性とは別に、SQLインジェクションの脆弱性「CVE-2020-5724」「CVE-2020-5726」が判明。細工したユーザー名によってユーザーのパスワードが取得されるおそれがある。

タイミング攻撃を受けるおそれがある「CVE-2020-5725」なども判明。3月28日にリリースされた「同1.0.20.22」で修正された。いずれも「実証コード(PoC)」が公開されている。

さらに最新版となる「同1.0.20.22」にも脆弱性「CVE-2020-5723」が明らかとなっている。

同バージョンや以前のバージョンでは、ユーザーのパスワードをデータベース内に暗号化せず保存しており、これら認証情報や特権を取得されるおそれある。「CVSSv3.1」のベーススコアは「9.8」と高い。

(Security NEXT - 2020/04/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Veeam Backup & Replication」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
「Elastic Cloud Enterprise」に深刻な脆弱性 - アップデートやIoCを公開
バッファロー製NAS用ユーティリティに権限昇格の脆弱性
「7-Zip」のzipファイル処理に脆弱性 - 7月公開の新版で修正済み
認証フレームワーク「Better Auth」に深刻な脆弱性 - 修正版が公開
「Oracle E-Business Suite」に脆弱性 - 今月2度目の定例外アラート
米当局、脆弱性5件の悪用に注意喚起 -10年以上前の「Shellshock」関連も
NoSQLデータベース「Redis」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
IBMのデータ変換プラットフォームに深刻な脆弱性 - 修正版を提供
「Nagios Log Server」に複数脆弱性 - 3月の更新で修正