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「Citrix ADC」更新が一部公開、SD-WAN製品にも影響 - 緩和策で問題も

「Citrix ADC」や「Citrix Gateway」に未修正の深刻な脆弱性が見つかった問題で、一部アップデートの提供が1月19日より開始された。スケジュールが前倒しされており注意が必要だ。

また特定ビルドで緩和策が機能しないことや、「Citrix SD-WAN WANOP」が影響を受けることもあらたに判明している。

同社によれば、ソフトウェアやアプライアンスとして提供している「Citrix SD-WAN WANOP」の「バージョン11.0.3」「バージョン10.2.6」において、ロードバランサーとして「Citrix ADC」を搭載しており、脆弱性の影響を受けるという。

具体的には、「同5100」「同5000」「同4100」「同4000」のすべてのサポート中のバージョンが対象。他SD-WAN製品については影響を受けないとしている。

(Security NEXT - 2020/01/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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