Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Office 365」の管理者狙うフィッシング攻撃 - さらなる攻撃の起点に

組織における「Office 365」の管理者を狙ったフィッシング攻撃が確認されている。乗っ取られた組織から送信されており、スパムフィルタを通過する上、攻撃が成功するとさらなる攻撃の踏み台に悪用されるおそれがある。

マイクロソフトを装い、偽のログインページへ誘導するメールが広範囲に出回っているもので、PhishLabsが確認した。

ドメイン上のすべてのメールアカウントを管理していることから、「Office 365」の管理者が標的になっていると同社は指摘している。

問題のフィッシングメールは、正規の教育機関などが利用する「Office 365」のインフラより送信されており、スパムフィルタなどをすり抜けるおそれがある。

(Security NEXT - 2019/11/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

MS、11月の月例修正パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性にも対応
韓国関連グループの標的型攻撃が継続 - GitHub悪用でマルウェア展開
「JVN iPedia」の脆弱性登録、2四半期連続で1万件超
MS、10月の月例パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性3件に対応
UTM製品「WatchGuard Firebox」のVPN機能に深刻な脆弱性
MS、月例セキュリティ更新80件を公開 - 「緊急」8件などに対応
MS、8月の月例セキュリティ更新で100件以上の脆弱性に対応
Oracle、四半期定例パッチを公開 - 脆弱性309件に対応
MS、7月の月例セキュリティパッチを公開 - 前月の約2倍
MS、6月の月例パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性などへ対応