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契約者情報が委託先から漏洩、委託先社長が窃盗罪で起訴 - NHK

NHKは、受信料収納業務の委託先から受信契約者の個人情報が漏洩したことを明らかにした。委託先社長自らキャッシュカードをだまし取る窃盗事件に関与した疑いが持たれている。

同局によれば、委託先である法人の社長が個人情報を漏洩したもの。名古屋市と春日井市の受信契約者23人分の個人情報で、氏名や住所、電話番号、口座振替用の金融機関名などが含まれる。

業務用携帯端末に表示される受信契約者情報を口頭で漏洩したもので、共謀して高齢者からキャッシュカードをだまし取った窃盗の罪で共犯者とともに逮捕、起訴された。

同局では同法人との契約を解除。今回の事件を受け、携帯端末で金融機関名を表示しないよう改修した。また全国の委託先法人を対象に、個人情報の管理状況について点検や研修を実施する。

(Security NEXT - 2019/11/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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