固定資産税下げようとシステム改ざん、職員を停職処分 - 上尾市
埼玉県上尾市は、「総合行政システム」のデータを不正に改ざんしたとして職員を懲戒処分とした。
2021年3月、当時行政経営部資産税課に所属していた職員が、固定資産税に関する「総合行政システム」の土地課税台帳を改ざんしたもの。
課税事務において、職員の兄が所有、職員自身が納税管理人である土地に対し、固定資産税や都市計画税における評価額や税額を引下げるよう数字を不正に操作していた。
別の職員が確認作業中に気付き、改ざん前の数値に戻したことで実被害は生じなかったが、同市では2021年6月に同職員を警察へ告発。2024年4月に起訴猶予による不起訴処分となったという。
同問題の発覚を受け、同市では同職員を5月28日付けで停職5カ月とする懲戒処分を行った。
(Security NEXT - 2024/05/31 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
SAP、月例パッチで脆弱性15件を修正 - 「クリティカル」も
非常用個人情報を電車に置き忘れ、車庫で回収 - 静岡市
AppleやGladinet製品の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「iOS」にアップデート - 「WebKit」のゼロデイ脆弱性2件など修正
複数サーバやPCがランサム被害、影響など調査 - 三晃空調
ConnectWise「ScreenConnect」のサーバコンポーネントに脆弱性
「Node.js」のアップデート、公開を延期 - 週内にリリース予定
「macOS Tahoe 26.2」で脆弱性47件を修正 - 「Safari」も更新
「制御システムセキュリティカンファレンス2026」を2月に都内で開催
高校部活体験会申込フォームで個人情報が閲覧可能に - 群馬県
