Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Zendesk」の一部顧客情報が流出 - 外部の指摘で判明

カスタマーサポートサービス「Zendesk Support」やチャットサービス「Zendesk Chat」の一部顧客情報が外部へ流出したことがわかった。

Zendeskによれば、外部の指摘により、同社の一部顧客に関するアカウント情報が流出していることが9月24日に判明したもの。個人を特定できるデータなどが含まれていた。

2016年11月以前に流出したものと見られ、2016年11月1日より前に有効化したアカウントを持つ顧客が対象。トライアルユーザーや、すでに無効化されたアカウントも含まれる。

同社では、影響を受けた1万件のアカウントを特定。ユーザーの氏名、メールアドレス、電話番号、ソルトを追加したハッシュ化済みのパスワードなどが含まれていた。

ただし、チケットに関するデータの流出は否定。流出した情報を用いたと見られるアクセスの証跡は見つかっていないとしている。

(Security NEXT - 2019/10/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

新規就農者向けの研修案内メールで誤送信 - 諫早市
ランサムウェア被害による個人情報流出を確認 - 日本セラミック
個人情報残存する「就職先情報リスト」を学生に共有 - 摂南大
MDMサーバから従業員情報流出、削除データも - ジブラルタ生保
採用試験受験者宛の通知メールを誤送信 - 北九州市
企業や団体宛ての同報メール件名にメールアドレスを誤記載 - 佐賀県
サイト掲載ファイルに個人情報、墨塗りするも参照可能 - 大鰐町
メール誤送信、福祉サービス事業所のメアドが流出 - 埼玉県
「学校給食センター見学試食会」の案内メールで誤送信 - 東大和市
ランサムウェア被害による情報流出が判明 - 日揮ユニバーサル