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TwoFive、ログの機械学習による脅威検知製品 - アナリスト解析を再学習

TwoFiveは、ログデータの解析により脅威を検出する米PatternEx製セキュリティソリューション「PatternEx Virtual Analyst Platform」の取り扱いを開始した。

同製品は、ファイアウォールやウェブプロクシ、認証管理などのログを機械学習し、脅威を検出するセキュリティオペレーションセンターやマネージドセキュリティサービス向けのソフトウェア。

100以上の攻撃に対応するプリセットの検知モデルを搭載。機械学習モデルを作成することなく、収集したログデータを行動情報に変換して、脅威を検出する。

検出した脅威について、アナリストによる分析結果を教師データとして機械学習に活用するPatternExとマサチューセッツ工科大学で共同開発したモデルを採用。誤検知率や検知ルールを作成する負荷を低減できるとしている。

価格はオープンプライス。今後TwoFiveでは、同製品をメールセキュリティや標的型攻撃の検出などへ活用することを検討しており、PatternExと技術協力を進めるとしている。

(Security NEXT - 2019/08/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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