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定期預金の印鑑届を紛失、誤って廃棄か - 北越銀

北越銀行は、一部定期預金に関する印鑑届を紛失したことを明らかにした。

同行によれば、定期預金のマル優申込書、総合課税告知書、非課税告知書として代用している通帳式定期預金の印鑑届、合計1158件が所在不明になっているという。

氏名、住所、電話番号、生年月日、勤務先、口座番号、預入金額のほか、62件については印影も含まれる。

2018年度に2店舗で帳票の紛失事故が発生したことを受け、2019年1月から3月にかけて全店の保管状況を点検したところ、紛失が判明した。

同行では、分離課税扱いの定期預金については印鑑届の保管を不要としており、今回紛失が明らかになった印鑑届についても、同様に保管が不要であると従業員が勘違いして、廃棄した可能性が高いと説明。

紛失した情報の不正利用などの報告は確認されていないとしている。

(Security NEXT - 2019/07/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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