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顧客情報記載の伝票を紛失、誤廃棄の可能性 - 佐賀銀

佐賀銀行は、顧客情報が記載された伝票がダンボール1箱ごと所在不明となっていることを明らかにした。

同行によれば、2016年1月4日から同年3月31日にかけて干隈支店で取り扱った伝票を紛失したもの。5026件の取り引きが記録されており、氏名または社名、住所、電話番号、口座番号、取引金額、性別、年齢、生年月日、勤務先などの情報が含まれる。

8月16日に顧客から問い合わせのあった取引内容を確認するため、伝票を保管していた倉庫を探したところ、収納していた段ボール箱1箱を紛失していることが判明した。

同行では、2021年6月25日に保管期限を過ぎた書類の廃棄作業を行っており、その際に問題の段ボール箱を誤って廃棄した可能性が高いと説明。顧客情報が不正に利用されたといった連絡なども寄せられていないとしている。

(Security NEXT - 2023/09/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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