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教員メルアカ、スパム送信の踏み台に、メールの不正閲覧も - お茶の水女子大

お茶の水女子大学は、教員のメールアカウントが不正アクセスを受け、迷惑メールの送信に悪用されたほか、送受信したメールが閲覧された可能性があることを明らかにした。

同大によれば、教員1人が利用するメールアカウントのパスワードが窃取されて不正アクセスを受けたもの。6月3日に同教員から送信した覚えのないメールの配信エラーが届くとシステム担当者へ連絡があり、調査したところ判明した。

不正アクセスが行われた5月29日13時半からアカウントを停止した6月3日18時半までの間、迷惑メール2215件が送信された。

くわえてメールボックスに保存されていた学内関係者245件、学外関係者116件のメールが閲覧された可能性がある。

(Security NEXT - 2019/07/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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