Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ランサム「GandCrab」提供者が引退、キー削除か - ベンダーが最新の復号化ツール

「RaaS(Ransomware as a Service)」を展開するランサムウェア「GandCrab」の提供者が、サービスの停止をアナウンスした。復号キーも削除するという。

同ランサムウェアは、2018年初頭に登場し、「RaaS(Ransomware as a Service)」として展開されたマルウェア。収益の6割が分配されるアフィリエイトサービスの参加者が、同ランサムウェアをさまざまな方法で拡散、感染被害が広がった。

真偽は定かではないが、同ランサムウェア提供者のアナウンスでは、十分な収益を得たなどとして、RaaS参加者に対してサービスを停止すると説明。RaaS全体で20億ドル以上の収益を上げ、提供者も平均週250万ドルの利益を得たなどと主張し、すでに換金して合法的なビジネスを開始しており、ランサムウェア事業から撤退すると述べた。

またサービスの停止にともない、今後キーを削除するため、ランサムウェアの被害者は復号できなくなるとし、ランサムウェアの拡散を停止するようアフィリエイト参加者に促している。

(Security NEXT - 2019/06/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

9カ国調査、コンシューマーの半数でサイバー被害 - 日本は4割
過去1年に企業の14.2%が被害を経験 - 8%がランサム被害
世界で68%の企業がサイバー攻撃被害を経験 - 日本は24%
2018年はランサム活動が縮小 - RaaSの「GandCrab」に活発な動き
個人の半数がデータ消失経験 - 1割はバックアップせず
Androidマルウェア、検知数が 前年比約1.7倍に - 新種ランサムは9分の1
2018年「セキュリティ10大脅威」 - 注目高まる「サプライチェーン攻撃」
年末年始に備えたセキュリティ対策を - 1月8日の「パッチチューズデー」にも注意
38%の企業がセキュリティ投資を増額 - それでも65%は「不足」
ネットユーザーの6割弱がバックアップ未実施 - 復旧予算は5000円以下が8割