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Intelプロセッサに「MDS」の脆弱性 - アップデートをリリース

Intelは、同社プロセッサの投機的実行においてサイドチャネル攻撃が可能となるあらたな脆弱性4件が明らかとなったとして、マイクロコードアップデート(MCU)をリリースした。

投機的実行において情報漏洩が生じる脆弱性「マイクロアーキテクチャーデータサンプリング(MDS)」の脆弱性が明らかとなったとして、対処したもの。重要度は「中(Medium)」とレーティングしている。

関連する脆弱性は4件あり、いずれもローカル環境よりアクセス可能な認証されたユーザーによって投機的実行が可能となるという。

具体的には、ストアバッファに「マイクロアーキテクチャストアバッファデータサンプリング(MSBDS)」の脆弱性「CVE-2018-12126」が存在。ロードポートで生じる「マイクロアーキテクチャロードポートデータサンプリング(MSBDS)」の脆弱性「CVE-2018-12127」が明らかとなった。

(Security NEXT - 2019/05/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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