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添付ファイルと宛先の確認不足が重なる誤送信が発生 - 大塚商会

大塚商会は、取引先の個人情報が含まれるファイルを誤って無関係の第三者にメールで送信するミスが発生したことを明らかにした。

同社によれば、2月14日17時半ごろ、保守契約などを結ぶ顧客にエンジニアをアサインする社内システムを構築する目的で業務メールを送信しようとしたところ、誤送信が発生したもの。

宛先のメールアドレスの入力を誤り、さらに添付したファイル内部に個人事業主など取引先2687人に関する氏名が含まれていることを気づかないまま、第三者に送信してしまったという。

同月19日に誤送信が判明。送信先に繰り返し連絡を試みているが、4月19日の時点で返信がない状況だという。同社では、引き続き連絡を取るとしている。

同社では、対象となる取引先にメールや書面を通じて謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2024/04/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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