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5秒の自然会話で認証する技術を開発 - NEC

NECは、特定のフレーズに依存しない声認証技術を強化した。認証時間を従来の10秒から5秒、認証精度を90%から95%に改善したという。

今回、東京工業大学情報理工学院教授の篠田浩一氏との共同研究により、機械学習で音声から個人の特徴を効率的に抽出する手法を開発、応用した。

同手法により、特定のフレーズに依存しない非定型の音声データによる声認証に要する時間を、従来の10秒から5秒に短縮できたという。

さらに、1つの音声データにノイズや改変をくわえて別の音声データを作り上げる独自のデータ拡張技術を活用。高精度な認証に必要な学習を行うための有効な音声データの話者数を約5倍、データ量にして約20倍に拡張することで学習を強化し、誤認証率を低減。認証精度が従来の90%から95%に向上した。

同技術は、本人確認手続きの効率化などコールセンターにおける顧客対応業務や、他生体認証との連携による決済手続きの利便性向上、音声鑑定のような犯罪捜査支援などへ応用することを視野に、2020年の実用化を目指すという。

(Security NEXT - 2019/02/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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