Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「宅ふぁいる便」への不正アクセス、顧客情報約480万件の流出を確認

ファイル転送サービス「宅ふぁいる便」より、約480万件の顧客情報が流出したことがわかった。

同サービスを運営するオージス総研では、不正アクセスを受けた可能性があるとして、同サービスを一時停止、事態を公表していたが、その後の調査で情報が流出していたことが判明した。

同社によると、1月22日午前中に本来存在しない不正なファイルを同サービスのサーバ内で発見。調査を進めるなか、同日19時に不審なアクセスログを確認、翌23日に同サービスを停止した。

同月25日15時半に顧客情報約480万件の流出を確認。流出したデータには、同サービスの利用者に関する氏名や都道府県、生年月日、性別、業種、職種、ログイン用のメールアドレス、パスワードなどが含まれる。同サービスより退会している場合も影響を受けた可能性があるという。

(Security NEXT - 2019/01/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

問合フォームに別人の個人情報、キャッシュ設定不備で - ソフト開発会社
JRA海外駐在員事務所でフィッシング被害 - メールボックスに不正アクセス
メール覗き見職員を処分、PWなど推測して不正アクセス - 宇陀市
サポート詐欺被害でイベント参加者名簿が流出の可能性 - 山口市
総務省、LINEヤフーに行政指導 - 「電気通信事業全体の信頼を損なった」
学生服通販サイトの旧サイトに不正アクセス - クレカ情報流出の可能性
なかほら牧場の通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
ヘアケアツール通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
メールアカウント3件に不正アクセス、個人情報が流出 - 近大関連会社
トヨタの社用車管理サービスに不正アクセス - 原因は古いアクセスキー