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「宅ふぁいる便」に不正アクセスの可能性、一部サービスを停止

ファイル転送サービス「宅ふぁいる便」が不正アクセスを受けた可能性があることがわかった。現在、一部サービスを停止し、調査を進めている。

同サービスを提供するオージス総研によれば、一部サーバが不正アクセスを受けた可能性があることを確認したという。

現時点で具体的な被害は確認されていないが、同社では1月23日11時前より、個人向けに提供している無料の「宅ふぁいる便」と、有料の「宅ふぁいる便ビジネスプラス」についてサービスを停止。調査を進めている。

不正アクセスの影響で、1月13日から23日の間にサービスを利用した顧客については、ファイルが正常に送信できていない可能性があり、確認するよう利用者に呼びかけている。

セキュリティ機能を搭載した法人契約の有料サービス「オフィス宅ふぁいる便」については、通常とおり運用している。

(Security NEXT - 2019/01/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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