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アプリ「JapanTaxi」、取得した位置情報を削除 - 同意不十分で広告利用

タクシーの配車機能を提供するスマートデバイス向けアプリ「JapanTaxi」において、取得した位置情報を明確な同意を得ずに目的外利用していたとして、同アプリの提供で協業するJapanTaxiとフリークアウトは、取得していた利用者の位置情報データを削除した。

JapanTaxiでは同アプリを通じて利用者の位置情報を取得。提供を受けたフリークアウトでは広告目的で利用していたが、取得方法に問題があると指摘する声がSNSで上がっていた。

問題のアプリでは、位置情報について利用許可を求める際、タクシーの配車機能向上に位置情報が必要であると説明。許可を求めるダイアログにおいても、コンテンツ表示やマーケティングなどを利用目的と記載する一方、広告利用に関しては説明がなかった。

両社は今回の問題を認め、すでに取得していた位置情報などを削除。データの取得に使われているアプリ向けの開発キット「フリークアウトSDK」を同アプリより削除したほか、プライバシーポリシーを改訂したという。

両社は、今回の問題について同アプリの利用規約などからリンクされているウェブサイト上のプライバシーポリシーにおいて、位置情報を広告配信に利用するとの記載を行っていたと釈明しつつも、説明や同意プロセスが不十分でプライバシー上適切ではなかったことを認め、利用者に謝罪した。

またフリークアウトでは、タクシーで展開しているデジタルサイネージ端末向けの動画配信に関して、端末のGPSよりタクシーの位置情報をもとに配信しているものであるとし、個人を特定するものではないと説明。

デジタルサイネージ端末のカメラで顔画像を取得しているが、性別の判断などに利用するものの、判断後はデータを破棄しているとし、システムやネットワーク上へのデータ保存を否定している。

(Security NEXT - 2018/10/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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