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「Apache Struts 2」脆弱性に実証コード - 地下フォーラムでも不穏な動き

ウェブアプリケーションフレームワークの「Apache Struts 2」に深刻な脆弱性が見つかった問題で、脆弱性の実証コード(PoC)が複数公開されている。

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「GitHub」にPoCとともに投稿されたデモ画面

同ソフトのコア部分にリモートよりコードを実行される脆弱性「CVE-2018-11776」が判明したもの。開発チームでは、脆弱性を修正した「同2.5.17」「同2.3.35」をリリース。セキュリティ機関などからも注意喚起が行われている。

同脆弱性に関しては、「alwaysSelectFullNamespace」を有効化し、さらに「Apache Struts 2」の設定ファイルで「namespace」を指定していない場合や、ワイルドカードで指定した際、「value」「action」が指定されていない「urlタグ」を用いた場合など、条件を満たした場合に影響を受けることが判明している。

一方、条件さえ満たした環境では悪用が容易であり、大きな影響を与えるとの指摘が出ている。また「GitHub」において、同脆弱性に関する実証コード(PoC)が複数公開されており、今後悪用が進むおそれがある。

さらにRecorded Futureのセキュリティ研究者は、すでに中国やロシアにおけるアンダーグラウンドの複数フォーラムにおいて、脆弱性の悪用に関する情報交換が行われていることを確認したとしており、注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2018/08/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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