Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

悪用される「SmarterMail」脆弱性 - 侵害調査や最新ビルドへの更新を

SmarterToolsが提供するメール製品「SmarterMail」における深刻な脆弱性が攻撃の標的となっている。侵害調査や最新版への更新が呼びかけられている。

認証を必要とすることなく、サーバ上の任意の場所にファイルをアップロードし、リモートより任意のコードを実行できる「CVE-2025-52691」が悪用されていることがわかった。

CVE番号を採番したシンガポールのサイバーセキュリティ庁は、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを最大値となる「10.0」と評価。現地時間2025年10月9日にリリースされた「ビルド9413」において修正されている。

2026年に入ると、パスワードリセットAPIにおいて認証をバイパスできる脆弱性「CVE-2026-23760」が明らかとなった。管理者権限を取得され、最終的には「SmarterMail」が稼働するサーバ全体を掌握されるおそれもある。

また悪用の報告はないものの、HTTPサーバに誘導することで「ConnectToHub API」において認証を必要とすることなくリモートよりコードを実行できる脆弱性「CVE-2026-24423」も判明している。

「CVE-2026-23760」「CVE-2026-24423」は、いずれも共通脆弱性評価システム「CVSSv4.0」においてベーススコアが「9.3」と評価されており、現地時間2026年1月15日にリリースされた「ビルド9511」にて修正された。

(Security NEXT - 2026/01/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「Langflow」にRCE脆弱性 - フロー共有環境に影響
「Joomla」向け編集ツール「JCE」、脆弱性悪用に注意
「MariaDB」に複数脆弱性 - アップデートで修正
「Firefox」にアップデート - 脆弱性40件を修正
脆弱性の悪用カタログに2件をあらたに追加 - 米当局
「Cisco Catalyst SD-WAN Manager」に脆弱性 - 侵害有無の確認を
「LiteSpeed cPanel Plugin」に権限昇格の脆弱性 - すでに悪用も
「Node.js」に重要度「高」の脆弱性 - 更新を予告
「SimpleHelp」に認証回避の脆弱性 - 管理操作が可能に
「Apache CXF」に複数の脆弱性 - 修正版が公開