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国家試験「iパス」、セキュリティ分野の項目を拡充 - 2019年度試験から

情報処理推進機構(IPA)は、ITパスポート試験(iパス)の出題範囲やシラバスを改訂した。2019年4月の試験から、情報セキュリティに関する項目などが追加される。

同試験は、2009年度よりスタートしたITに関する基礎知識を評価する国家試験。IoTやAI、ビッグデータなど技術の進展にともない、見直しを実施した。

具体的には、出題範囲とシラバスに、AIやIoT、フィンテック、仮想通貨、ドローン、コネクテッドカー、シェアリングエコノミー、アジャイル、DevOpsなど新しい技術に関する項目や用語を追加。

また情報セキュリティに関する項目も拡充。サイバーセキュリティ経営ガイドライン、不正のトライアングル、DLP、ブロックチェーン、多要素認証、IoTセキュリティガイドラインなどが含まれる。

さらに出題内容についても、新技術に関する問題の割合を2分の1程度まで高める予定。試験時間や出題数、採点方式、合格基準に変更はないという。

(Security NEXT - 2018/08/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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