Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ビジネスパーソンの3割が「ランサムウェア」を認知 - 内容理解は1割強

ビジネスパーソンにおける「ランサムウェア」の認知度は約3割だが、内容まで理解している割合は12%にとどまることがわかった。

NEXERとテックウインドが共同で、アンケートサイトの登録者を対象に5月15日から同月31日にかけて調査を実施し、結果を取りまとめたもの。ビジネスパーソンを対象としており、991人が回答した。

「ランサムウェア」を知っているか尋ねたところ、30.5%が「知っている」と回答。さらに「知っている」とした回答者を対象に、マルウェアを解説した5種類の選択肢から、ランサムウェアの説明文を選択するよう求めたところ、正答率は38.4%で全調査対象者の約12%にとどまったという。

20180719_tw_001.jpg
今回の調査で用いられた選択肢

(Security NEXT - 2018/07/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

初期侵入から平均62分で横展開を開始 - わずか2分のケースも
サイバー攻撃で狙われ、悪用される「正規アカウント」
ランサムリークサイト、年間約4000件の投稿 - 身代金支払うも約2割で反古
先週注目された記事(2024年3月3日〜2024年3月9日)
先週の注目記事(2024年2月25日〜2024年3月2日)
経営者が想定すべきインシデント発生時のダメージ - JNSA調査
2023年は1割の企業でランサムウェア攻撃を観測
「セキュリティ10大脅威2024」 - 個人の脅威は順位表示を廃止
JNSA、2023年10大ニュースを発表 - 事件事故の背景に共通項も
リサイクルされる「ランサムウェア」 - リーク件数は1.5倍に