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日立、ランダムノイズで解読防ぐあらたな暗号通信技術を開発

日立製作所は、ランダムに発生するノイズを利用することで解読を困難にする暗号通信技術を開発し、同技術を搭載した通信装置を試作した。

同技術は、暗号解読を困難にしつつも長距離の暗号通信を可能とすることを目指した暗号技術。予測できないランダムなノイズを暗号通信のデータに加えて送信することで、ノイズの除去方法を知っている正規の受信者以外が暗号の解読を困難にしているという。

また量子暗号通信では光ファイバーが必要で特定の伝送路を必要としていたが、LANケーブルを用いて通信し、インターネットに接続された地点との通信が可能だとしている。

同社では、試作機を用意し、オープンネットワーク経由の通信実験を行い、乱数と暗号化されたメッセージが一般の伝送路を介して送受信可能なことを確認。試作機では1900ビットの共通鍵を使用しており、強度について「宇宙年齢と同じ138億年をかけても暗号解読が困難なレベル」としている。

今後同社は、エネルギーや金融、鉄道管理、防衛分野などへの応用を視野に実用化を目指す。

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試作機における暗号化通信の流れ(図:日立)

(Security NEXT - 2018/03/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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