Cisco PCPにSSHにroot権限取得される深刻な脆弱性
「Cisco Prime Collaboration Provisioning(PCP)」にパスワードがハードコードされており、セキュアシェルでリモートより侵入され、制御を奪われるおそれがあることがわかった。
同製品に認証情報がハードコードされている脆弱性「CVE-2018-0141」が含まれていることが判明したもの。攻撃者が認証情報を取得することで、SSH経由によりシステムへ侵入し、最終的にroot権限を取得されるおそれがある。
同脆弱性の「共通脆弱性評価システム(CVSS)」によるスコアは「5.9」だが、root権限を取得されるおそれがあることを考慮し、同社では重要度を「クリティカル(Critical)」とレーティングした。
同社では、今回の脆弱性の判明を受けて、アップデートを用意。利用者へ対応を呼びかけている。
(Security NEXT - 2018/03/14 )
ツイート
PR
関連記事
組織の「ネット玄関口」狙う攻撃に注意 - 可視化や脆弱性対策の徹底を
Apple、「iOS 26.1」「iPadOS 26.1」を公開 - 56件の脆弱性を解消
Apple、脆弱性を修正した「iOS 18.7.2」「iPadOS 18.7.2」を公開
「Django」にSQLiやDoS脆弱性 - 修正版をリリース
「Dell CloudLink」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 独自修正も
Apple、「macOS Tahoe 26.1」をリリース - 脆弱性105件を修正
「Cisco ASA/FTD」脆弱性がDoS攻撃の標的に - 修正を再度呼びかけ
「React Native CLI」に脆弱性 - 外部よりコマンド実行のおそれ
コンタクトセンター向け製品「Cisco Unified CCX」に深刻な脆弱性
