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グローバルでは認証で「利便性」より「セキュリティ」を優先

グローバルでは、アプリなどの認証時に利便性よりセキュリティを優先する傾向があるとの調査結果を米IBMが取りまとめた。44%が「指紋認証」をもっとも安全な認証方法とみなしており、「パスワード」の27%を上回った。

同社が実施した認証に関するグローバル調査で明らかになったもの。2017年10月21日から11月5日にかけて、オンラインで調査を実施。米国の1976人をはじめ、イギリス、フランス、イタリア、ドイツ、スペインを含むEUから1004人、オーストラリア、インド、シンガポールを含むアジア太平洋地域の997人が回答した。ただし、日本は含まれていない。

同調査によると、大半のアプリケーションにおいてユーザーはプライバシーや利便性よりセキュリティを優先していたという。特に金融関連のアプリケーションではその傾向が強く、70%が「セキュリティ」を最優先事項とし、16%が「プライバシー」、14%が「利便性」を挙げたという。

また、44%が「指紋認証」をもっとも安全な認証方法の1つとして考えていた。「パスワード」が27%、「PIN」は12%と少ない。生体認証の評価は高い一方、55%が「プライバシー」に関する懸念を持っており、50%が「セキュリティ」に関する懸念を持っている。

世代別に見ると、調査時に20歳から36歳のいわゆる「ミレニアル世代」は、複雑なパスワードの使用率は42%で、同じパスワードを使い回している割合は41%。55歳以上をみると、それぞれ49%、31%とやや低く、高齢の方が適切なパスワード管理をしている割合が高かった。

地域別では、複雑なパスワードを使用している割合はEUが52%でもっとも高く、アジア太平洋は46%、米国は41%。生体認証を使い慣れていると回答した割合は、アジア太平洋が78%で最多。EUは65%で米国は57%だった。米国では23%が生体認証の利用に「関心がない」と回答しており、世界平均の2倍近くにのぼったという。

(Security NEXT - 2018/02/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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