「Adobe Flash Player」にセキュリティアップデート - 深刻な脆弱性は含まれず
Adobe Systemsは、「Adobe Flash Player」のアップデートを公開し、脆弱性1件を修正した。
意図せず、設定ファイルをリセットされるおそれがある脆弱性「CVE-2017-11305」が判明したもので、同社は、各プラットフォーム向けに同脆弱性を解消した最新版「同28.0.0.126」を用意した。
重要度は、いずれの環境においても、3段階中もっとも低い「中(Moderate)」とレーティング。「Windows」や「Mac OS」、ブラウザ同梱版に対しては目安として30日以内、「Linux」については任意のタイミングでアップデートするよう呼びかけている。

今回判明した脆弱性の影響を受ける「Adobe Flash Player」のバージョン(表:Adobe Systems)
(Security NEXT - 2017/12/13 )
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