「WordPress」向けテーブル生成プラグインに脆弱性
コンテンツマネジメントシステム(CMS)の「WordPress」向けに提供されているプラグイン「TablePress」において権限の昇格が生じるおそれがある脆弱性が含まれていることがわかった。
脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、テーブルを製性する機能を提供する同プラグインにXML外部実体参照(XXE)処理の脆弱性「CVE-2017-10889」が存在することが明らかになったもの。
同脆弱性により、同プラグインを導入している「WordPress」において「投稿者」以上の権限を持つユーザーが、サーバ上の任意のファイルへアクセスすることが可能になるという。
今回の脆弱性は、NTTコミュニケーションズの東内裕二氏が、情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施。同プラグインの開発者は、脆弱性を解消した「同1.8.1」を公開している。
(Security NEXT - 2017/11/14 )
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