【訂正あり】無線LANの「WPA2」で盗聴や改ざん可能となる「KRACK」 - 多数機器に影響
無線LANで用いられるセキュリティプロトコル「WPA2(Wi-Fi Protected Access II)」の実装において、多くの機器に脆弱性が含まれていることがわかった。特にクライアント側への影響が大きく、パッチ公開後は速やかに脆弱性へ対応することが求められる。

今回明らかとなった脆弱性は、無線LANで利用されるセキュリティプロトコル「WPA2」の実装における脆弱性。
ベルギーKU Leuven大学の研究者であるMathy Vanhoef氏が、関連する10件の脆弱性を報告した。悪用は確認されていない。
Wi-Fiネットワークへ接続する初期段階で、アクセスポイントとクライアント間で暗号化に用いるキーなどをやりとりする「4ウェイハンドシェイク」において、当初指定された暗号キーを、攻撃者によって再インストールされるおそれがあるという。
脆弱なキーに置き換えられると、暗号化されたデータが復号されたり、不正なデータを混入させるなど、通信の盗聴や改ざんが行われるおそれがある。脆弱性を発見したVanhoef氏は、攻撃手法である「Key Reinstallation Attack」の一部文字列から脆弱性の攻撃手法について「KRACK」と命名した。ロゴも公開されている。
(Security NEXT - 2017/10/16 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「NGINX JavaScript」に深刻な脆弱性 - 修正版が公開
推論サーバ「NVIDIA Triton Inference Server」に複数脆弱性
「Firefox 151」がリリース - 脆弱性31件に対応
「Drupal」が緊急更新を予定 - 数時間で脆弱性悪用の可能性
F5が四半期アドバイザリ、「BIG-IP」関連に多数脆弱性
LLMアプリ開発基盤「Dify」に複数のクリティカル脆弱性
「Apache Flink」にコードインジェクションの脆弱性 - 重要度「クリティカル」
「MongoDB」に深刻な脆弱性 - 早急な対応を強く推奨
WPS Office旧脆弱性、2020年以降の製品などにも影響
Ivanti、5月の月例アップデートを公開 - 「クリティカル」脆弱性も

