Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Foxit Reader」の脆弱性、アップデートで修正

PDFビューワーソフト「Foxit Reader」に2件の脆弱性が見つかった問題を受け、Foxit Softwareはアップデートをリリースした。

「Foxit Reader」および「PhantomPDF」に2件の脆弱性「CVE-2017-10951」「CVE-2017-10952」が判明したことから、同社ではぞれぞれ脆弱性を修正した「同8.3.2」をリリースしたもの。当初8月25日に公開予定としていたが、リリースは翌26日となった。

これら脆弱性に関し、当初同社では「保護モード(Safe Reading Mode)」を利用することで脆弱性の悪用を防げるとして修正しない方針を示していたが、Zero Day Initiative(ZDI)がゼロデイ脆弱性として公開後、方針を転換していた。

(Security NEXT - 2017/08/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

Windows環境下の複数開発言語に脆弱性「BatBadBut」が判明
「Microsoft Edge」にアップデート - 「Chromium」の脆弱性修正を反映
「PHP」に複数の脆弱性 - セキュリティアップデートで修正
「GitLab」にセキュリティアップデート - 脆弱性4件を解消
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「XenServer」「Citrix Hypervisor」に脆弱性 - 情報流出やDoS攻撃のおそれ
「PAN-OS」に対するゼロデイ攻撃、国内被害は未確認
「PAN-OS」を狙う「Operation MidnightEclipse」 - 3月下旬より展開
Palo Alto Networksの「PAN-OS」にゼロデイ脆弱性 - パッチを準備中
Fortinet、アドバイザリ13件を公開 - 複数製品の脆弱性を修正