Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

脆弱性指摘受けた「Foxit Reader」、25日にパッチ公開予定

PDFビューワーソフト「Foxit Reader」に脆弱性があるとの指摘を受けたFoxit Softwareは、8月25日にアップデートをリリースし、脆弱性を解消する計画であることを明らかにした。

不正なコード実行につながるおそれがある2件の脆弱性「CVE-2017-10951」「CVE-2017-10952」が「Foxit Reader」および「PhantomPDF」に含まれることが判明したもの。

当初同社では、「保護モード(Safe Reading Mode)」を利用することで脆弱性の悪用を防げるとして修正しない方針を示していたが、Zero Day Initiative(ZDI)がゼロデイ脆弱性として公開後、方針を転換し、修正するとアナウンスしていた。

同社では、JavaScriptの不正利用に対する追加の保護機能を追加したパッチ「同8.3.2」を8月25日にリリースする方針だという。

(Security NEXT - 2017/08/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

CiscoやSonicWallのゼロデイ脆弱性悪用に注意喚起 - 米CISA
「Node.js」のアップデートが再延期 - 年明け2026年1月7日を予定
SonicWallのリモートアクセス製品「SMA1000」にゼロデイ脆弱性
「Apache Airflow」の開発用拡張コンポーネントにRCE脆弱性
NVIDIAのロボティクスやAI開発向けシミュレーション基盤に脆弱性
Ciscoのメールセキュリティ製品にゼロデイ攻撃 - 構成や侵害状況の確認を
Fortinet複数製品の認証回避脆弱性、悪用が発生 - 設定確認を
「Apache Commons Text」旧版に深刻な脆弱性 - 「FileMaker Server」に影響
「Chrome」にアップデート - 「WebGPU」「V8」の脆弱性を解消
SAP、月例パッチで脆弱性15件を修正 - 「クリティカル」も