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メルカリで他利用者情報が閲覧可能に - CDNプロバイダ切替で

同社によれば、不具合が生じた期間にウェブサイト経由で、日本向けの同サービスにアクセスしたユーザーは5万4180人。アクセスしたユーザーにおいて、ポイント、売上金、お知らせ、やることリストなど第三者の情報が表示された可能性がある。

さらに氏名や住所、メールアドレス、電話番号にアクセスした利用者は459人。銀行口座、クレジットカードの下4桁および有効期限などの情報は1855人、購入、出品履歴に関しては2万2458人がアクセスし、その際に他利用者の情報が表示された可能性がある。

不具合の判明後、同社は移行以前のCDNへアクセスするようDNSの設定を戻し、設定ミスがあったCDNよりキャッシュ情報を削除した。その後メンテナンスを実施し、不具合を修正している。

同社では、個人情報を閲覧された可能性のある顧客に対して、同サービス経由で個別にメッセージを送信し、事情を説明する。

(Security NEXT - 2017/06/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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