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解約元帳やローン借入申込書など誤廃棄の可能性 - コザ信金

コザ信用金庫の宜野湾支店において、顧客情報が記載された書類の所在がわからなくなっている。廃棄業者に誤って引き渡した可能性が高いとしている。

同金庫によれば、2015年から2020年までの定期預金および定期積金解約元帳841件をはじめ、キャッシュカード発行管理簿209件、消費者ローン等借入申込書203件、普通預金解約元帳110件について誤廃棄したものとして報告した。

問題の書類には、氏名、住所、電話番号、生年月日、口座番号、契約金額、印影などが含まれる。内部監査により判明した。

同金庫では、これら書類を倉庫で常時施錠した状態で保管しており、廃棄業者に誤って書類を引き渡した可能性が高いと説明。今回の問題を受け、全店で保管状況の点検を実施するほか、職員教育の徹底して再発防止を図るとしている。

(Security NEXT - 2023/01/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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