Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

カスペ、脆弱性とパッチのマネジメントソリューション

カスペルスキーは、OSやアプリケーションにおける脆弱性やパッチの管理ソリューション「Kaspersky Vulnerability and Patch Management」を提供開始した。

同製品は、パソコンやサーバに導入されたマイクロソフト製品と、サードパーティのアプリケーションに関する脆弱性情報を収集。緊急度に応じてパッチを適用できるソリューション。従来製品「Kaspersky Systems Management」の後継にあたり、ユーザビリティを改善した。

使用しているOSとアプリケーションの情報をリアルタイムに把握したうえで、脆弱性情報を収集。アップデートサーバからパッチを入手して、脆弱性が含まれるコンピュータと緊急度を提示し、緊急度やスケジュール、対象グループに応じたパッチ適用を実施する。この現状把握、情報収集と判断、対策の3ステップを繰り返すことで、適切な脆弱性対策を行う。

複数拠点へパッチ配信を行う際は、管理対象パソコンのUpdate Agentがパッチをキャッシュし、同じ拠点内の各パソコンへパッチを配布するため、ネットワーク帯域の負荷が軽減できるという。また、業務に不要なアプリケーションの削除が可能で、脆弱性のリスクを低減できる。

価格は、最小構成の10クライアントで初年度13万4676円から。

(Security NEXT - 2017/05/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

ラック、生成AIシステム特有のセキュリティ問題を診断するサービス
「Zabbix」の延長サポートサービスを開始 - サイバートラスト
IT資産を調査、リスクを評価できるASMサービス - SST
アズジェント、攻撃対象領域の分析サービス - 1回限定で無償提供
特定社会基盤事業者や周辺事業者向けのリスク対策支援サービス
外部から見える脆弱性や闇ウェブ情報など監視するサービス
生成AIに擬似攻撃、リスクを評価するサービス - NRIセキュア
自社開発エンジンによる「ASMツール」を提供 - GMOサイバーセキュリティ
攻撃者を疑似体験し、セキュリティの重要性を学ぶボードゲーム - IPA
IoT製品の脆弱性監視分析サービス - NRIセキュア