Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

日立、ランサムウェア被害は概ね復旧 - 週内に全面復旧、情報漏洩被害なし

ランサムウェアにより感染被害が発生した日立製作所は、被害状況と復旧の見込みについて明らかにした。

同社によれば、5月12日深夜、社内システムの一部で異常を検知。翌13日未明に対策チームを立ち上げ、対応を進める一方、週明け15日以降、メールの送受信などに不具合が生じたという。

同社は復旧状況について、17日の時点で概ね完了したとしており、週内の全面復旧を目指している。

また今回の感染被害にともなう情報漏洩は確認されていないとし、同社グループから送信されたメールなどによって被害が拡大することもないと説明している。

(Security NEXT - 2017/05/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

ランサム被害でシステム障害、グループ各社に影響 - テイン
ランサム攻撃者が犯行声明、事実関係を確認中 - アスクル
組織の「ネット玄関口」狙う攻撃に注意 - 可視化や脆弱性対策の徹底を
アスクル、手動出荷を試験運用 - 一部医療介護顧客で開始
証明書発行システムがランサム被害、影響など調査 - 流通経済大
ベンダー設定ミスでFW機能不全、直後ランサム被害 - アクリーティブ
京都の中高一貫校でランサム被害 - 個人情報流出の可能性
脆弱性狙われる「Oracle EBS」、定例パッチでさらなる修正
「無印良品」通販サイトで出荷停止 - アスクル障害が波及
ランサム被害でアスクル3サイトが出荷停止 - 既存注文はキャンセル対応