Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

WordPress向け投票プラグインにXSSの脆弱性 - アップデートで修正

WordPress向けに投票機能を提供するプラグイン「YOP Poll」に脆弱性が含まれていることがわかった。アップデートで修正されている。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、同プラグインに「クロスサイトスクリプティング(XSS)」の脆弱性「CVE-2017-2127」が判明したもの。同プラグインを利用するサイトへアクセスしたブラウザ上で任意のスクリプトが実行されるおそれがある。

エスアイイーの上嶋翔氏、本田崇氏、小川剛氏、梅原未那穂氏が情報処理推進機構(IPA)へ脆弱性を報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施した。開発者は「同5.8.1」で脆弱性を修正。現在は最新版となる「同5.8.2」がリリースされている。

(Security NEXT - 2017/03/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Google、ブラウザ最新版「Chrome 123」をリリース - 複数脆弱性を修正
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートが公開
Ivantiの複数製品に深刻な脆弱性 - 早急なパッチ適用を強く推奨
Atlassian、3月の月例アドバイザリを公開 - 脆弱性24件に対応
「Firefox 124」が公開、「クリティカル」含む脆弱性12件を修正
WordPress向け求人プラグインに脆弱性 - リモートよりコード実行のおそれ
「Microsoft Edge」にアップデート - 脆弱性4件を解消
「WebAssembly」のランタイム「Wasmi」に脆弱性
「GarageBand」にセキュリティアップデート - 脆弱性1件を修正
「JSONata」にプロトライプ汚染の脆弱性 - アップデートにて修正