Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

2016年は15万台以上でモバイルランサム検知 - 前年の1.6倍

2016年は、前年の約1.6倍にあたるAndroidデバイス上で、ランサムウェアによる攻撃が検知されたことがわかった。

Kaspersky Labが、同社製品のユーザーから収集したデータをもとにモバイル端末を対象としたマルウェアの観測状況を取りまとめた。

2016年に検知したモバイル端末を狙うマルウェアは、前年の約3倍となる852万6221件。これは、過去11年間に検知した全マルウェアの約半分に相当するという。また前年の1.6倍となる401万8234台のAndroidデバイス上で、約4000万件のマルウェアによる攻撃を検知した。

20170317_kl_001.jpg
検出されたランサムウェアの種類(グラフ:Kaspersky Lab)

モバイルを標的にしたランサムウェアを見ると、2016年は167カ国において、同社製品利用者15万3258人において検出。前年の1.6倍にあたり、インストールパッケージの数を見ると、前年の8.5倍となる26万1214件が検出されたという。

また、オンラインバンキングのアカウント情報を窃取するモバイル向けマルウェアは、164カ国30万5543人から検知された。前年の5万6194人から5.5倍に急増している。12万8886件のインストールパッケージを検知しており、前年の1.6倍へと拡大している。

(Security NEXT - 2017/03/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

企業向け認知度調査、もっとも高い「WannaCrypt」でさえ4割満たず
不正サイトのマルウェア拡散、「仮想通貨採掘ツール」にシフト - 相場高騰が後押しか
445番ポートへのパケットを継続して観測、「WannaCrypt」の影響収束せず
制御システムの37%で攻撃を検知 - 3割が製造業
「ランサムウェア」関連の相談が大幅減 - 一方で被害も
JPCERT/CC、「ランサムウェア特設サイト」開設 - 対策を紹介
ランサムウェアを6割が認知するも、4割強はバックアップ未実施
マルウェア感染メールの割合が6カ月連続増加 - 「Locky」の拡散も
7割弱が「ランサムウェア」認知せず - 半数強がバックアップ未実施
目立つ「HeartBleed」関連インシデント - ラック報告