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不正アクセス受けたイベント制作会社、簡易的なサイトを再開

舞台やイベントの制作を手がけるネルケプランニングは、不正アクセスを受けてウェブサイトを停止している問題で、別のサーバで一部情報の公開を再開した。

同社では、ウェブサーバへの不正アクセスにより、会員向けウェブサービス「ネルケハ」の会員情報が流出したことを受け、1月1日20時よりサーバを停止し、原因や被害状況について調査を進めている。

今回同社が再開したのは、同社関連の舞台公演に関する情報を提供する簡易的なサイト。サーバは以前と異なる環境で運用しており、個人情報は保有していないという。

原因については引き続き調査中としており、結果が判明次第、同サイトで報告する予定。また今回の不正アクセス関係し、さらなる不法行為をほのめかす内容を確認したとして、警察に被害届を提出したという。

(Security NEXT - 2017/01/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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