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日テレに不正アクセス - 最大43万件の個人情報が漏洩した可能性

日本テレビが不正アクセスを受けたことがわかった。最大43万件の個人情報が漏洩した可能性がある。

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不正アクセスを受けた日本テレビ

4月20日13時ごろより、同社ウェブサイトで利用するソフトウェアが不正アクセスを受けたもの。

同ソフトウェアには「OSコマンドインジェクション」の脆弱性が存在。ログ解析の結果、OSに対して不正に命令が行われ、外部にデータが流出した可能性があることがわかったという。

流出した可能性があるのは、フォームなどから投稿された最大43万件の個人情報で、氏名や住所、電話番号、メールアドレスなどが含まれる。

同社では、脆弱性が存在するソフトウェアを削除。データを安全な場所へ移行した。また関係者に連絡を取るほか、調査委員会を設置し、原因究明や対策を進めるとしている。

(Security NEXT - 2016/04/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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