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Cisco、「IOS」や「NX-OS」などに脆弱性 - 修正版が公開

Cisco Systemsが提供するネットワーク用ソフトウェア「IOS」「IOS XE」「NX-OS」および管理ソフト「Cisco Unified Communications Manager」に脆弱性が含まれていることが明らかとなった。

同社によれば、「IOS」「IOS XE」「Cisco Unified Communications Manager」においてメモリリークの脆弱性「CVE-2016-1350」が存在。また「IOS」「NX-OS」を影響うけるサービス拒否の脆弱性「CVE-2016-1351」が判明した。

「IOS」「IOS XE」のDHCPv6において、サービス拒否の脆弱性「CVE-2016-1348」や「IKEv2」の脆弱性「CVE-2016-1344」が確認されたほか、さらに「IOS」に関してはサービス拒否に陥る「CVE-2016-1347」が含まれる。

同社では、いずれの脆弱性も影響度を「高」にレーティング。これら脆弱性に緩和策はなく、脆弱性を修正したアップデートの提供を開始している。

(Security NEXT - 2016/03/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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