Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

自己防衛機能装えた新手の情報窃取マルウェア「USB Thief」 - オフラインPCもターゲットに

USBメモリなどへ潜伏し、端末からデータを盗み出すあらたなマルウェア「USB Thief」が確認された。オフライン端末を攻撃でき、形跡ものこらないという。

マルウェア「Win32/PSW.Stealer.NAI」を発見し、「USB Thief」と名付けたESETによれば、同マルウェアはUSBデバイス内のポータブルアプリのプラグインやライブラリファイルなどとして潜伏。アプリケーションが実行されるとバックグラウンドで起動するしくみだったという。

パソコン上に攻撃を行った痕跡がのこらず、被害者が情報を盗まれたことに気が付かない可能性があるという。また多段階の暗号化が施されていたことにくわえ、複製を防ぐ特殊な機能を備えており、検知や分析などを妨害していた。

マルウェア作成者の目的など詳細は不明だが、インターネットから分離されたシステムへの攻撃も可能であり、標的型攻撃のために作成された可能性があるとESETでは見ているという。

(Security NEXT - 2016/03/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

複数ネットワーク機器に感染する「VPNFilter」が判明 - 少なくとも54カ国50万台に感染か
NoSQL DB「Redis」を狙うアクセスが増加 - マイニングマルウェアの感染狙いか
ルータ改ざん攻撃の誘導先不正アプリが進化 - iOS狙うフィッシング機能も
宛名印刷時の操作ミスで個人情報を誤送信 - JNSA
「WannaCrypt」騒ぎから1年経過するも国内端末の1割に感染リスク
「WebLogic」のRCE脆弱性狙う攻撃に注意 - パッチ公開数時間後より被害が発生
「CSVファイルは安全」という先入観につけ込む標的型攻撃
2018年1Qはコインマイナーが2.2倍、ランサムは315分の1に
2018年1Qの「標的型攻撃メール」は101件 - 標的の8割がプラント関係者
「Drupal」脆弱性で感染を拡大するボット「Muhstik」見つかる