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自己防衛機能装えた新手の情報窃取マルウェア「USB Thief」 - オフラインPCもターゲットに

USBメモリなどへ潜伏し、端末からデータを盗み出すあらたなマルウェア「USB Thief」が確認された。オフライン端末を攻撃でき、形跡ものこらないという。

マルウェア「Win32/PSW.Stealer.NAI」を発見し、「USB Thief」と名付けたESETによれば、同マルウェアはUSBデバイス内のポータブルアプリのプラグインやライブラリファイルなどとして潜伏。アプリケーションが実行されるとバックグラウンドで起動するしくみだったという。

パソコン上に攻撃を行った痕跡がのこらず、被害者が情報を盗まれたことに気が付かない可能性があるという。また多段階の暗号化が施されていたことにくわえ、複製を防ぐ特殊な機能を備えており、検知や分析などを妨害していた。

マルウェア作成者の目的など詳細は不明だが、インターネットから分離されたシステムへの攻撃も可能であり、標的型攻撃のために作成された可能性があるとESETでは見ているという。

(Security NEXT - 2016/03/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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